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105.家族内で上手くやるちょっとしたコツ

2021.05.25

105.家族内で上手くやるちょっとしたコツ

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。 福岡市の六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
 我が家に限らず、母は強しではありませんが、パートナーとの関係は年々変わっていきます。
 女性が母性を獲得したり、男性が父性を獲得することもあるでしょうし、家族構成が変わらなくても経験を積んで何かを学ぶこともあります。病気や障害によって上手く行かなくなる人もいるでしょう。
 命令口調になっていませんか、のブログでも少しお話ししましたが、パートナーと上手くやるコツは、命令口調を質問に変えることの他にもう一つあります。
 恋人同士だった時、映画を観に行くにも、ドライブに行くにも、バーで飲むにも、横並びのことがあったと思いませんか。子供が出来ると、夫婦は食卓の正面に着くようになり、子供が母親の横なんてことがよくあります。これは食べこぼしなどの介助から、どちらかの親が子供の隣に陣取るのはリーズナブルと言えますが、夫婦にとっては対決色の始まりとなることがあります。
 塾はいつから行かせよう?習い事は何が良いかな?
 今度お月謝が上がるんだけど? 等々、夫婦で話し合わなければならないことは山積しています。
 月より君が綺麗だよ、などと甘い言葉をささやいていたのは遙か昔、会えば業務連絡か、家計の相談となると、だんだん顔を見たくなくなってしまってもおかしくないかもしれません。
 そんな時、パートナーにお願い事をする際に試して頂きたいのは横並びに座ると言うことです。リビングにソファーがあるおうちなどはソファーにパートナーがいる時などが狙い目ですがそうでなくても回り込んで、横から袖を引き、ねえねえ、一つお願いがあるんだけど、と切り出すと、案外上手く行くことも多いです。
 正面だと、対決姿勢になる上、距離が遠いのですが、どういうわけか横から接近されると、特に家族相手の時などは簡単にパーソナルスペースへの侵入を許してしまうようです。懐に入ってしまえば後は優しい声でお願い事を伝えます。 結構上手く行くんじゃないかと思います。一度お試し頂いてはいかがでしょう。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分