161.それもご縁
2021.07.18
161.それもご縁
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。 6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
自分の思い入れがあるものが失われる時、力を注いできた集団から離れる時、責任を負ってきたものを手放さざるを得ない時、それぞれ憤りや悲しみ、やるせなさなど色んな気持ちが湧いてくるかもしれません。
自らの責任でそう決断する時も、組織などの都合でそうせざるを得ない時も、それぞれ、変化がある時にはストレスを伴います。
私自身、前職の退職を決断した時、病棟の患者さんのお顔、外来の患者さんのお顔、デイケアの仲間たちのお顔、色んなことが頭をよぎりました。
しかし、接点があるのもご縁ですが、いつか離れるのもご縁です。会者定離と言えましょう。
ですので、離れるご縁が来た時は、離れるご縁を信じて身を任せてみても良いかもしれません。天の導く縁が続いている運命なのであれば、逃れようとしても続きますし、そこで一旦途切れるご縁なら、多分それが天命なのでしょう。それぞれ別の歩みをすることになってもその人たちが自らその歩みをするのもまたご縁。
切なく思うばかりでなく、それもご縁と信じることが出来るなら、別れも豊かに感じることが出来るかもしれません。