924.ウンベラータその後
2023.08.25
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
ウンベラータはよく伸びるので、剪定して、余剰の枝を挿し木にしています。葉が広がったものはそのまま成長して木になる可能性が高いため、窓口でもお裾分けをしています。
去年、お持ち帰りになった患者さんから、、もう50cmくらいになっているとお写真を見せて頂きました。内からお嫁に出した子たちが、大きくなってお宅のリビングの癒やしになっているのはとても嬉しいことです。
まだまだ10本以上、挿し木の在庫はありますので、ご興味のある方は受付にお申し付け下さい。
923.嫉妬
2023.08.24
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
嫉妬という感情は誰にもある普遍的な感情でありながら、自身で気づくことが結構困難だったり、多少気づいても認めることが難しかったり、向き合うことから逃げてしまいたくなることもあり、なかなか難しい感情なのではないかと思います。
十七世名人である谷川浩司さんも、男の嫉妬の方が難しいと述べています。
同世代に切磋琢磨する人物もおらず、高速の寄せで名人になったかと思いきや後に99冠を制する羽生善治九段(現・将棋連盟会長)のすさまじい快進撃と、自分が7冠目を奪われるという憂き目に遭うなど、一流棋士であっても嫉妬するほどの後輩がいるようです。
愛する人の浮気相手だったり、自分より優れた才能を持つ人、自分より高い地位にある人、財産のある人、知名度のある人、など色んな人を対象に嫉妬の気持ちというものが発生しやすいでしょう。比較し、羨み、妬み、陰性な攻撃的感情を向けることになるのだと思います。
まだ素直に、ああ、私はその人が羨ましいのだ、とか、その人に嫉妬しているのだ、と認められれば、まだ力の抜けようがあり、いつか追いつき、越えていけるものなのであれば努力を続けることになりますが、そうは言っても限度があるわけで、99冠なんて藤井聡太竜王名人以外は到底口にすることもはばかられるでしょうから、圧倒的に叶わない相手への嫉妬や羨望が生じた時も、非生産的にならないようにコントロールする必要があるでしょう。
嫉妬から抜け出すには、比較を止め、そこへの執着を手放すのが一番ですが、自分の配偶者や婚約者など、本来自分が一位であるべきポジションの嫉妬は少々難しいかもしれません。浮気を許さないのであれば配偶者や婚約者ごと手放すことになるでしょうから、権利や財産の話が面倒になります。しかし、それ以外のケースであれば、執着からの囚われを手放し、今できていることを認め、一つ一つ努力し、自分が克服すべき課題に集中することになりましょう。
その辺の整理が上手く行かないとお感じであれば、ご相談頂ければと思います。
922.コンポスト、その後
2023.08.23
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以前書いたコンポストですが、まだ続けています。
一時期、表層にも腐敗した物を掘り返してしまって小バエがたかって家族に嫌われたのですが、しっかり埋めるようにした所、小バエもさほどたからずやれています。
それにしても、玉ねぎの皮にしても、卵の殻にしても、土に還っていくわけなので驚きです。我が家のゴミの量もかなり減りました。そのボリュームが増えるかと思いきやコンポストの体積は全く増えないわけですから、微生物がしっかりと分解しているのでしょう。夏なのでそれなりに代謝も早いみたいです。たまにピーマンやカボチャの種から芽が吹いて来るのがご愛敬といった所でしょうか。
裏に畑のあるような田舎の家に住めれば、畑もやりたかったくらいなのですが、あいにくマンション暮らしで一生を終えそうです。それでもベランダなどを使いながら、土や微生物の偉大さを感じて生きています。
921.疲労と成果は比例するか?
2023.08.22
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
誰でも頑張った時は成果を得たいと望むものかと思います。
出来れば、頑張ったら頑張っただけ、成果があった方が嬉しいですよね。
頑張るとそれなりに疲労感も出ます。
しかし、よく考えてみると、疲労と成果は必ずしも正比例せず、とても疲れているのに徒労に終わることもありますし、少しの努力で案外結果が出ることもあり、ランダムなこともあります。
そういう時は、疲れてしまう場合は、無駄な力みがないかチェックをして、脱力出来るものは脱力しながら自然体で振る舞うように心がけること、また、疲れてしまう労働量であれば残業等、量そのものを見直すことも必要でしょう。
その上で、些少な結果であっても向上していることがあるならば、ちょっとずつ自分の成長を認めていくように視点を切り替えることが重要なのではないかと思います。
なかなかどうして良いか分からなくなった時はご相談頂ければと思います。
920.私は志が低かった
2023.08.21
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日本球界の四番とも言われた元ヤンキースの松井秀喜さんが、大谷翔平選手の活躍を見て、私は志が低かったと言われたそうです。
メジャーで活躍した選手は、給与も年金もすごいので、人も羨む悠々自適の生活だと思われるのですが、ひと世代前では、イチロー氏と並んで日本を代表する選手であった松井秀喜氏がそう述べるのもまた驚きです。
大学に行ってみて、あるいは、社会に出てみて、もっと勉強しておけば良かった、と思うのは万人にありがちなことですが、なかなかその高みに自分がいるべき存在と認めること自体が難しいように思います。
さらには、巨人の四番、ヤンキースの四番を打ったなら、十分偉大なことで人に真似出来るポジションではありませんから、それだけでも人も羨む十分な高みと言えましょう。でも、松井氏ですらそうなのですから、自分の志を高く置いておくのは非常に難しいことなのでしょう。
逆に申せば、今の自分は後から見て志が低かったと思うくらいであれば、今この瞬間を頑張れるのでしょうか。
これも難しい所です。人や休みたい、ゆっくりしたい、遊びたい気持ちも一杯ありますし、能力以上に頑張ると疲れてしまう所もあります。逆に限界を設けずに努力を続けると、限界は突破できていくときもあります。その見究め、志を高めること、そして、楽しみながら自己管理していくことは誰にも通じる問題なのではないでしょうか。
セラピーにせよ、オカリナにせよ、語学にせよ、もっとやれるんじゃないかなぁと思う所もあるので、志のギアを一つくらいはあげてみても良いのかなと思いました。
919.人差し指
2023.08.20
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
先日、不注意で、左手の人差し指を怪我してしまいました。
幸い、大事には至らなかったものの、それでも不便さを感じています。
頭を洗う時や髭を剃る時など、色々な所で使っているんだなぁと改めて実感しました。
みなさまも、怪我にはご注意下さい。
918.コロナ罹患にご注意を
2023.08.19
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
最近は、発熱外来も頑張っている後輩医師がついにそこからコロナ罹患したそうで、喉の痛みや身体のしんどさが半端ないとのことでした。また、海外に出張していた友人も罹患したと言っていました、知り合いの臨床心理士もコロナ罹患があったようです。
幸いなことに私はまだ被弾していないのですが、昨夏も家族の内2名感染して、健康な側の自分が自主隔離で11日ホテルに退避するなんてこともありました。
最近は電車の中や大型ショッピングモールなどでも、マスク着用されない方も増えています。もちろん、しないで済むならそれで良いですし、国もそこまで推奨をしていない現状です。ただ、まだ院内での診察時には医師会としても当院としても着用をお願いしている状況です。
お忘れの方も時々見られるようになって来ましたが、受診の際は、マスク着用は引き続きお願いしている状況です。ご面倒をお掛けして申し訳ないのですが、ご理解・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
917.メディカルガーグル
2023.08.18
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割と高い頻度で口内炎になると言ったら、医療関係の友人が、システマ・メディカルガーグルを勧めてくれました。基本的に歯医者さんに売っている物らしく、当院近くのドラッグストアにはありませんでした。
仕方がないのでAmazonで取り寄せて使ってみた所、割と良い経過で改善しました。
もちろん、禁酒や睡眠、口内炎用の薬の塗布などもしたのでメディカルガーグルだけが効いたかは分かりませんが、割と良かったように思います。あくまで個人の体験ですが。
製造元のライオンのHPによりますと、セチルピリジニウム塩化水和物(CPC)が殺菌効果に優れ、グリチルリチン酸二カリウム(GK2)が抗炎症成分なんだそうです。ミントの香りで爽やかでしたし、液体なので洗面台も汚しませんでした。
と言うわけで、今日は口内炎予防のためのガーグルのお勧めでした。
916.地蜘蛛
2023.08.17
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実家の裏庭には地蜘蛛が一杯います。子供の頃は、地蜘蛛を捕まえるのに巣ごと地面からそっと取り出す様な遊びをしていました。大きい奴が取れるととても嬉しかった覚えがあります。でもこれ、今よく考えたら、蜘蛛にとっては、いきなり家ごと壊されるという迷惑極まりない行為ですね。
地蜘蛛は、ジョロウグモなどとは異なり、放射状の網を張らず、軒下の家のブロックの外側などに縦の袋状の巣を作ります。それで近寄った虫を襲って食べるようです。ダンゴムシやらワラジムシというような地を這う虫を食べているようです。そんなので大丈夫なの?と思ったら、飢餓には強いのだとか。
中国や台湾でも記録はあるが天然物かはわからないということなので、日本独自の種かと思って調べてみましたが、少し調べたくらいでは分かりませんでした。雀や狸のように日本人には日常的でも世界では珍しいのかもしれません。
915.ハグロトンボ
2023.08.16
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
実家の辺りにはハグロトンボがいます。福岡にもいるようですが、都市部の生活圏にはおいそれと見つけられない印象です。人間が近寄ると、すっとどこかへ行ってしまい、なかなか捕まえることの出来ないトンボです。気が弱いのかと思えば、トンボだけにそうではないらしく、先日はゼロ戦同士のであるかのようなすごいバトルを繰り広げているのに出くわしました。
その個体は縄張り意識が強く、縄張りに入った他のオスを追いかけ回して追い出すようです。
侵入者を隣の家の屋根の上にまで追い上げた縄張りの主は、満足したのか、元の縄張りにゆっくり居座っていました。
元々はきょうだいかもしれなくても、一度縄張りを持つとしっかり競争があるようです。
最近では、ハグロトンボも絶滅の心配もされているようですから、彼らが生き残る環境がいつまでも残っていてくれたらと願っています。