8.当院の相談室
2021.02.17
8.当院の相談室
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
当院では、公認心理師(臨床心理士)による精密な心理検査やカウンセリングが出来るようにしております。
心理士による相談室は2部屋設けており、簡単な心理テストを受けられる部屋と、家族相談が可能なお部屋の二つをご用意しています。
発達障害などですと、WAIS,WISC等の高度な心理検査が必要なことがあります。
最近増えている発達障害かも、というご相談にも随時お応え出来るように、心理士の業務も重視して部屋割りを設計しております。最初の内は毎日検査が出来るわけではないと思いますが、お客様のニーズに応えて徐々に増やしていく予定です。
どうぞ安心してご相談頂ければと思います。
7.四季を感じる2 梅の開花
2021.02.16
7.四季を感じる2 梅の開花
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
福岡では梅が徐々に開花してきました。
早い木では満開のも見られますね。
日々のちょっとした変化に喜びを感じられるようになることは素敵なことだと思います。
梅が咲くと、桜のつぼみの膨らみ具合も気にするようになります。
みなさんも、日々忙しい日常に、少し足を止めて花を愛でてみませんか。
6.褒められたら素直に喜ぶ
2021.02.15
6.褒められたら素直に喜ぶ
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
素晴らしいですね、とお伝えすると、いえいえ、大したことありません。
私なんかまだまだ、と言う答えを頂くことは珍しいことではありません。
日本語には敬語があり、謙遜の美徳も存在するからでしょう。
社会を視野に入れた場合、謙虚な気持ちを前面に出すことは美徳とされています。
一方で、鬱の治療やパーソナルディベロップメントを考えた時、それで本当に良いのだろうか、と言う疑問も生じます。
脳は報酬系で出来ており、良い行動は、報酬によって強化されているからです。
鬱になりやすい方は、一般に自己効力感が低いとも言いますが、褒めた時に上手く受け取れないことがしばしば見受けられます。
その意味では、気持ちが縮んでしまっている時、鬱っぽくなってしまう時、褒められた時は素直に受け取るのも大事なことです。
素晴らしいね、良くやったね、に対して、「ありがとうございます。」と大切に受け取る。
案外大人になってから、褒められた時に素直に喜ぶことが難しくなってはいませんか。
色々上手く行かないなと感じている時は、自分で自分を褒めたり、褒められた時に素直に受け容れるのも一つの手だと考えています。
私自身は、上昇志向が強くて、褒められてもまだまだ先へ、と思いがちでした。それをやっているとどこかで疲れてしまうのです。
そうならないためには、何かを達成した時、目標をかなえた時、出来るだけ素直に喜んで区切りを付けることが大切ではないでしょうか。
一旦しっかり喜んで、そして、次の瞬間は切り替えて次へ行く。
一旦しっかり喜ぶ、というプロセスを省略してしまう人に鬱っぽくなってしまう場合があるようです。
私は褒められたら素直に喜ぶ、ということを心がけるようになってから自分自身はずいぶん生きやすくなりました。お試し頂ければと思います。
5.好きな気持ちはきちんと伝えよう
2021.02.14
5.好きな気持ちはきちんと伝えよう
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
チョコレートの出回る日だから、というわけではないのですが、好きな気持ちを伝えることについて書いてみます。
恋人・夫婦というのはそもそも他人。
言葉で伝えないと意図はなかなか伝わりません。
血を分けた子供であっても、伝えたいことは言葉にして伝えるのが大切かと思います。
子供達が寝る前にはいつも、おやすみなさい、大好きよ。
と伝えるように努めてきました。
それがどれほど良かったのかは分かりませんが、言わないよりは言われた方が良いのではないかと思っています。 もし大切なご家族などに、好きな気持ちを、あまり言えてないことがあったら、仰ってみてはいかがでしょう。
4.一日の終わりに自分をねぎらおう
2021.02.13
4.一日の終わりに自分をねぎらおう
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
地域医療への貢献を志して開業を志向したのは良かったのですが、開業の企画を始めてからは、知らないことの連続でした。支援者の方にお会いしたり、銀行と交渉したり・・・。
半沢直樹のような毎日をリアルで過ごすことになったわけですが、忙しい日々を心身共に健康に乗り切るために一つ決めていたことがありました。
それは、一日の終わりに、自分をねぎらい、いたわって寝る。ということです。
完璧な人間ではないので、失敗もしますし、判断を誤ったりもします。
が、とりあえず、生きて、夕食を摂り、お風呂に入って、温かい布団で休めること。
それは大切なことではないでしょうか。
どんな一日であったとしても、自分、今日よく頑張った、よしよし、と言いながら眠りにつくようにしていました。実際には努力が足りなかったり、誤った時もあったとしても、無事に一日を終えることが出来たらもうそれで良い、ということです。足りないところは、よく寝て翌朝考えることにして、達成率がどんなに低くても、自分を労ってよしよしと言いながら寝入る。
効果があったのではないかと思っています。
皆様もお試し頂いてはいかがでしょう。
3.四季を感じる1 蝋梅から梅
2021.02.12
3.四季を感じる1 蝋梅から梅
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。
現代社会は、デジタル化し、色んなことが厳密になってきました。 正確に行われることは望ましい一方、締め切りなどに追われることが増えていませんか。
職場でパソコンに向かい、プライベートでスマホに向かい、向き合っているのは画面がほとんどという方はおられませんか。
蝋梅という梅をご存じでしょうか。
葉っぱのない状態で黄色い花を咲かせる梅に似た木なのですが、蝋梅科ということで梅ともちがうようです。花言葉は慈愛ということでした。
とても良い匂いがします。
見つけたら嗅いでみて下さい。
蝋梅は、山茶花が終わるくらいの頃、1~2月に梅よりやや早く開花します。
今は蝋梅が満開から終わりがけで、福岡ではそろそろ、梅が咲き始めています。
忙しい毎日、ふとした時に梅の花が目に入ったり、蝋梅の香りを楽しんだり。ちょっとそのような一服する心の余裕を持ちたいものです。
なかなか心に余裕が持てないとお感じの方は、ぜひ当院でご相談下さい。
2.はじめまして
2021.02.11
2.はじめまして
六本松に2021年6月1日から心療内科のクリニックを開設させて頂きます、松原慎と申します。 私は三重県の出身で、大学もそのまま三重県で過ごしました。 寺の長男として生まれ育ちました。 長じる内に、現代社会では、宗教だけではなく、科学的な観点から心身医学的なサポートが必要なのではないかと感じました。そこで、九州大学の心療内科に入局し、心療内科医としての研鑽を積みました。その後、さらに精神医学の修養の必要性も感じ、福間病院で精神科の研修も終えました。 これまで重ねて参りました経験が、気軽に受診できる地域のクリニックでも、みなさまのお役に立てるのではないか、と考えて当院を開設するに至りました。 これまでの積み重ねについては追ってブログ等でまた書き足させて頂こうと思います。 六本松地域の皆様の心身の健康に寄与できるよう精一杯努めて参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。