949.人は間違いながら覚える
2023.09.18
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
イタリア語の諺より。
Sbagliando si impara.
といいます。人は、間違いながら覚える、という意味です。意訳で失敗は成功の母とされることもあります。
人生、学習にはトライアンドエラーつきものです。
むしろ、自分の間違いを修正してくれる人は皆、師と言えるでしょう。習い事などでは先生にお月謝をお支払いして教えを請うものです。
重要なのは、修正の時に、批判・非難と受け取らず素直に情報を修正すること、出来るだけ感謝を返すこと。
そして、間違った自分への落ち込みを極力避けて、新しいことを覚えたとか、正しい方向へ行けたとか、成長を喜ぶことです。
修正が発生するたびに自己卑下や自己効力感の低下を起こす場合は、親や師から、キツく指導された悪い体験の再現によることがほとんどと思われます。
しかし、どんな生い立ちであっても、大人になってからそれを再修正するのは自分自身です。
「人は間違いながら覚える」の精神で、間違いながらもどんどん正しく良い情報を取得し、成長していきましょう。