874.同調圧力
2023.07.06
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
LGBTQの方々などを認めていくように世間の風潮が変わってきています。
むしろ、性的マイノリティの方などは、今回の機運によってご自身の嗜好をオープンに出来るのかもしれませんが、特別ではない普通の子達が、みんなと同じようにしたくない時、あるいは、みんなと同時に動きたくない時だってあるのではないかと思います。
九州ではまだまだ、コミュニティにおける同調圧力が強いんじゃないかと普段の診療をしていても感じます。
学校でも立ちましょう、と言われて、なんで「ヤー!」と言わなきゃ行けないのか、私自身が分かりません。集団行動が取れないと連帯責任など、まだまだ未熟な教師による、自己満足的な罰則が、個性豊かな生徒達を苦しめている機会は少なくないようです。
みんな違って良い訳ですから、あまり他者に同調を強いるにはいかがなものかと思っています。集団行動を悪意的に阻害する行動でないのであれば、自由意志を尊重してくれても良いんじゃないかなと思っています。