624.やっぱりさん
2022.10.20
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
婚姻や恋愛のもつれの内、浮気や不適切関係は論外として、約束の履行がないというのは危機的な状況を生むことがあります。よくよく話し合って、仲間同士で方針を決めたのに、実際に進行してみると、良い所進んでからやっぱり、決定した方針を翻したい、と言い出す人がいます。やっぱり、と言い出す人はやっぱりさんと称しています。
同居OKだったのにやっぱり嫌、とか、お金を入れる予定がやっぱり入れられないとか、履行されない約束とか、約束事項の変更は慎重にすべきことです。
もちろん、時代や時流の変化に応じて、古い取り決めを変更した方が双方利益があるリーズナブルなこともありましょうから、そこは臨機応変に話し合って再決定することも可能とは思いますが、やっぱりと言われてやっぱりでは困ると相手方が思うようだと問題になってしまいます。
だいたいにおいて、致命的なやっぱりをやる人は、もし婚姻していないのであれば、パートナーにするのは止めた方が良いでしょう。これは、男女に限らずマイノリティの組み合わせであっても同じことであって、人として約束が守れるかと言うことになります。
途中で認識を変えたのに謝罪や認識変更の自覚がないとか、長期的に見ていると主張内容が変遷する方はやっぱりさんである可能性があり、結局は信頼を失ってしまいます。
大きなやっぱりをやられた場合、お付き合いの仕方を見直されるのがお勧めではないかと思います。