605．神無月

2022.10.01

　ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

　神無月となりました。
　神無月とは、八百万の神様達が、出雲に集まって何やらなさるために、各地では神様がおられないという事態を指しています。
　そういうことから、出雲国のみ、10月は神在月というようです。その割には聖お兄さんを読んでいてもシッダールタもヨシュアも出雲に行かなきゃ的なイベントはないようですが。
　というのも、神無月が、出雲に神様が会議に集まるので不在になるというのは実は後付け解釈なんだそうで、かんなづき、というのは神の月、という意味かもしれず、色んな解釈があるようですが、神様不在というのが平安時代以降の後付けであることははっきりしているんだそうです。

　神様がどこにおわすのかは分かりませんが、居ても居なくても日常のことはしなくてはなりませんし、神無月と言わずとも、後期のスタートとして、語学や大学では気持ちを新たにして学ぶことになりますし、企業では後期の業績を上げていくスタートとなります。心療内科の当院でも、そろそろ増えてくる秋の患者さんを受け容れるためにスタッフ一同鋭意努力を続けて参ります。

　神無月、ということもあり、神様を当てに出来ないのであれば、より慎重に、よりきちんと身の回りを固め、しっかりと自分の仕事をして行くことになるでしょう。
　神無月にて、色々躓きや戸惑いがおありの方がおられましたら、当院をお訪ね頂いてはいかがでしょう。