573.助かっているのに助からないと思っている
2022.08.30
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
大山名人が一度名人位を奪われ失意の底にある時、支援者の方から頂戴した言葉だそうです。
大山名人は、若い人が死ぬしかない、という時に、そこまで未来を見通せるほどあなたはすごい人なのか、と問いかけたくなるようなことも述べています。未来は分からない訳なのだから、良いことがあるかもしれないというわけです。その辺は勝負師として生きた人とセラピーに関わる私共では表現の方法は異なるのかもしれませんが、客観的に見て、まだまだ助かっているにもかかわらず、主人公自身が助からないと思い込んでしまっている、というのは良くあることかもしれません。
袋小路に迷い込んで落ち込んでしまっている方には、ぜひ御受診頂きたいと思います。
視野を広げたり、何とかなると思えるよう、鋭意面接に取り組ませて頂いております。