524.躾と間欠強化
2022.07.12
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
子供がだだをこねて仕方がない、と言うご相談も頂きます。
もちろん、発達障害などがあって、こだわりが強すぎるお子さんのこともあるので、十把一絡げは言い切れませんが、今回は一応普通のご家庭内の話としましょう。
だだをこねられた時、親御さんに一番避けて頂きたいのは間欠強化につながる行動です。
だだに負けて、根負けしてたまに言うことを聞いてやるのが間欠強化になります。
そうするとだだをこねた側は、粘れば押し通せる、と言うことを学びます。諦めてその行動を取らなくなることを消去と言いますが、消去が起こりにくくなり、不適切な行動が増えてしまいます。
ですので、たまに折れると言うのが一番まずい対応で、折れない時は折れない、というのを統一しておくことが大切になります。もちろん、出来る限り効果的なコーピングとしての話し合いなどで解決することが望ましいことは言うまでもありません。