504.しないといけない
2022.06.22
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
しないといけない、という言葉が口癖になっている方はおられませんか。
鬱や適応障害のご相談を頂く場合、多くの方が「しないといけない」と口裏を合わせているかのように仰せになります。しないといけない、を口癖にしていると、いけない自分になってしまいます。これは暗示の効果であり、言葉が力を持つという意味において言霊かもしれません。
やればいいわけだから、する必要がある、よし、やろう!で良いはずなのに、しないといけない、となぜ自分を二度も否定しないといけないのでしょうか?
そんな必要はないはずです。
やるべきだから、やりたいから、やろう。やった。
それで十分です。
よしやろう、よくやった、と捉えることは、しないといけないと考えるより随分前向きです。
しないといけない、という言葉には、しないといけないのだが本音ではやりたくないのだが、しないといけないのでしぶしぶながらやる、などとグズグズした心性が内包されています。やるべきだったらサッとやる、それが大事です。
しないといけない、は鬱の始まりとも言えます。
しないといけないが口癖の方がおられたら、する必要がある、よし、やろう、と脳内言語から変えて頂いてはいかがでしょう。