1287.ハイエナ
2024.08.18
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
ハイエナは、ライオン等が仕留めた肉を時に横取りしたりして、西アフリカを中心とする文化の中では裏切り者や、傾いた所から財産をむしっていくような人物の象徴となっているようです。
で、このハイエナ、イヌ科かネコ科かという質問があります。
そんなの簡単だ、と即答できた方は、かなりの通ではないでしょうか。
なんとハイエナ、イヌ科と思いきや、ネコ科だったのです。
ライオンやチーターから獲物を横取りすることや、集団を組んで姿勢を低くしている感じからてっきりイヌ科かと勘違いをしていました。
ハイエナは、対峙の時に他の生き物に比べて比較的濃いテストステロン(男性ホルモン)にさらされるせいで、雌であっても性器が男性器のように発達する面があり、一時期両性具有ではないかと勘違いを受けていました。アリストテレスがこれを否定するなど早くからそうではないとも言われていましたが。
意地汚いような、小ずるいような印象で人間に捕らえられているハイエナですが、消化能力に長けており、捕食者が食べきれない部分もかみ砕いて消化する能力があるそうです。それなりにたくましいと言えばそうなのでしょう。
今日は、耳学問からのちょっとしたネタでした。