1278.アリとキリギリス
2024.08.09
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
待つ選択肢をした後に、利率が悪いとそんなに待てない、と後悔してしまう原因は双曲割引という特性ということが分かります。
マルクアーらは、fMRIやPETを用いて、ニューロエコノミクス的研究を進めています。彼らによれば、近い将来に関する意思決定を行う際に活動する脳の領域と、将来のどの時点野石決定についても活動する脳の領域が異なることを明らかにしたそうです。
人間の脳にはアリとキリギリスの療法の思考システムがあると言うことです。
合理的だったり非合理的だったり、先を見越していたり、短絡的になったりするのはこういうことなのでしょう。
心身を健康に保ち、こういう異なるシステムの稼働による行動のブレを防ぐためにも規則正しい生活をして良く寝ることが大事なのではないかなと改めて思いました。