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1259.感覚過敏

2024.07.21

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 発達障害の人には感覚過敏がある場合があります。
 匂いや触覚に過敏な場合があります。

 ハンドルは握れるけれどもハンドルカバーがついたら違和感がありすぎてそのハンドルが握れないとか。手袋をすると上手く触れないとか。そういうこともあるようです。
 高度に知的な方だと、コミュニケーションは上手に取れたり、人間関係も良好だけれども、発達特性は強めという人もおられます。

 最近は、若い方にも発達障害という言葉が浸透してきている一方、変わっていて面倒くさい相手に、「発達障害ではないか」とレッテルを貼って、諦めたり辛抱する理由にしたりする場合もあるようです。

 いずれの場合も、専門家がきちんと評価した上で、生産的な対処法や周囲に配慮があるのであれば具体的で実現可能な合理的配慮を求めるなどを行っていくことになります。

 感覚過敏などで、自分がそうかも、と思われた方は、一度ご相談頂ければと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分