1086.1本の釣り竿
2024.02.02
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
私は釣りの経験がほとんどありません。山の子だったこともあるし、あまり外に出るのが得意ではなかったこともあります。親があまり釣りのことを知らなかったこともあるでしょう。
そういう訳で釣りと言えば鱒の釣り堀なんかで、腹を空かせに空かせた鱒を釣り上げる、なんていう、釣り人からはそんなものは釣りではないとお叱りを受けるレベルの経験しかありませんから寂しいものです。どなたか釣りを教えて上げるという人があったらぜひお連れ下さい。本当はやってみたいんです。
まだ震災の前の頃、学会の合間に福島の海岸で釣りをしたことがありました。
学会から帰った後も釣りを教えてやるなんて言うもんだから3万円の釣り竿を買ったんですよね。
おそらくその公園は津波で流されてめちゃめちゃになったと思いますがその後訪れる機会もないので分かりません。
結局、その仲間からはその後釣りのお誘いは一度もなく、まあ自分からお願いすべきだったのかもしれませんが、素人は素人で0から教わるのが申し訳ないなんて思うので、私にはそういう勇気もなく、狭いマンションに長く置いておいてもしょうがないので、釣具屋さんに持っていけば古い竿として引き取りもあったのかもしれないのですが、いつだったか燃えないゴミとして出してしまいました。その際に知ったのは、その場のノリの口約束はあまり当てにしない方が良い、と言うことでした。その後もその人とはたまに会うのですが、軽く発言したことは覚えていないタイプだと思い、軽い発言はどうせ嘘になると思って真に受けないことにしたら、だいたい実現しませんでした。釣り竿の学びは、それなりに収穫にはなりました。でも、釣り竿を買ったら本当にやりたいことは、対人の学びではなくて、魚釣りです。