1023.寛容になる練習
2023.12.02
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
落ち込みと共に、イライラや憤慨と言った内容でもご相談を頂くことがあります。
世の中は、だいたい大きな衝突というものは非寛容な態度による所が大きいと思われます。もちろん戦争や紛争をしている所は、攻撃した方も反撃した方もそれなりの理由があるでしょうから、各論についてはとやかく申し上げることは控えます。
譲れない一線の所は、双方仕方ないとは言え、子供の執拗な要求などには大人が怒り出してしまうこともあるようです。しかし、一度感情的になって怒りをぶつけてしまうと、受け取った側は、怒られた、攻撃されたというのが主たる印象になって尾を引くことになりがちです。
何でも甘くすれば良いというわけではありませんが、子育てなどは忍耐や寛容さの良い訓練ではないかと思います。
子供に振り回されている時は、寛容になる練習と考えれば、是々非々を示しつつも感情的になる所から少し距離を置いて、それこそ大人な対応が出来るかもしれません。