1303.くまもん
2024.09.03
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
熊本駅に着くと、くまモンの首が晒してあります。
人気スポットらしく、写真を撮っている観光客が後を絶ちません。
くまモンは行政が打ち出したゆるキャラですが、ひこにゃん等有名どころのトップの方に入ると言ってもいいでしょう。私の孝行のあった四日市市は、伊勢湾の積乱雲が大入道の伝説を生み、大入道の話からゆるキャラがこにゅうどう君というのになったのですが人気投票の職員への強要問題などがあり、あまり好印象が広まらなかったようで残念なことです。1番任期だったひこにゃんも裁判沙汰になって下火になってしまいました。
デザイナーの権利や利益を守ることと長く愛されるキャラクターづくりの間には、綿密な計画性が必要でした。
くまモンの成功はキャラクター使用料を取らずに、競合する商品同士でも利用可能としたところのようです。設定も綿密に行い、2体同時には出さないとか、中の人なんかいない、とか、熊ではなく男の子だ(熊本に熊はいないので)、等の設定があります。
全県的に愛され、広まるようになったくまモンの戦略には、数多くの失敗と対比されて学ぶべきところがあると言うことでしょう。