584.まず飯を食え
2022.09.10
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
私は研修医時代を、徳洲会の茅ヶ崎の病院で修行しました。ACLS協会理事長の青木重憲先生から、直接救命救急の手ほどきを受けられたのは誇らしい思い出です。
何をして良いか分からない時は、まず飯を食え、という教えがあります。救急車がバンバンやって来る救急病院では、ちょっと食事を取れなかったばかりに、長時間の手術に入らなければならないなんてこともありますから、食事が出来るかは死活問題です。
自分自身の死活問題と言うより、医師自身が、低血糖で目を回していると、患者さんに対する判断も過つ危険性もありますから、食べられる時にちょこっとでも食べておくのは半ば義務とも言えます。
これを研修時代の病院では、
何をして良いか分からなかったら、まず飯を食え。
と言われていました。それで過剰な肥満になるようだと生活スタイルをワークライフバランスから見直す必要はあるのでしょうが、そこそこやれているなら、適正な範囲で、隙あらば飯を食うことが大事でしょう。