151.蝉の声
2021.07.08
151.蝉の声
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。 6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
数日前から気がつくと蝉が鳴いているようです。いよいよ夏ですね。
いつも綺麗な花のお写真などを探して歩いているわけですが、今日は聴覚で感じる季節の移ろいです。
帰り道にクマゼミの死骸も見ました。
羽化して1-2週間成虫のようなので、逆算すると1-2週間前には羽化していたと言うことでしょう。
子どもの頃は昆虫図鑑を見るのが好きで、ジュウシチネンゼミなどの存在に驚いていたものですが、我々が目にする蝉たちも7年ほど地中にいると言われます。
ジュウサンネンゼミという蝉もいるそうです。勘のいい人はお分かりでしょうが、7,13,17は素数ですね。
では、周期蝉はなぜ素数を好むのか、ということですが、素数の方が他の種と交雑する可能性が少ないからだそうです。自然の生み出した素数の不思議ですね。例えば、7年周期の蝉と13年周期の蝉が同時に羽化するのは91年に1度です。ほぼ1世紀に1回だけということになります。
蝉の声から素数、フィボナッチと色んなことに思いを寄せながら通勤の小径を散歩しています。
みなさんは歩いて自然に触れる時にどんなことを想像されますか。