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152.ノー・モア・ハラスメント

2021.07.09

152.ノー・モア・ハラスメント

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。 6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
 先日は、非常にタフなハラスメントを長時間受け続けたご相談を受けました。
 不調を来していましたので心理検査を施行の上で、適正な診断書を発行しました。
 セクハラ、パワハラ、アカハラ、アルハラ、モラハラ、色々あります。

 私をはじめ、どんな個人も、善意で言ったつもりがハラスメントに陥ることもあり得ることを踏まえ、常に気を配っていきたいものです。
 相手方が再三嫌がって制止しても執拗に継続した場合はかなり問題です。
 原因が誰であるとか、原因がこの行為であるかとかまでを医療機関として証明するのは難しいことです。例えば、レントゲンを撮って、骨折しているね、と言うことが言えるでしょうが、転んで骨折したのか、暴力を受けて骨折したのかは、言い切れないことがあります。はっきりしているのは折れている、ということ。
 同様に、心が折れている様は数値をもって提示することは出来ます。
 係争そのものには関与することは出来ませんが、現在の心理的状態について、心理検査等を施行して客観的数値を提供することは出来ます。当院では、出来るだけ来談して頂いた方に寄り添いつつ、数値化出来るものは数値化してわかりやすく対応出来るよう努めております。
 改めて、ノー・モア・ハラスメント!と思いました。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分