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1160.ポリヴェーガル理論が分かる本

2024.04.13

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 大分方面で臨床心理士として活躍を続けておられる、吉里恒昭さんは若かりし頃九大心療内科のセミナーでお会いし、その後意気投合して、私どもが主催する研修会に勉強に来て頂いたり、意欲的にたくさんのことを学んでこられた素晴らしい心理士さんです。ちゃんと研究もしていて医学博士も取得されています。
 そんな彼が、八谷隆之さんとDMWという会社を立ち上げて、現場に届く支援活動をしながら、最近流行っているポリヴェーガル理論についての本を書かれています。ポリヴェーガル理論は、今まで迷走神経が、交感神経と副交感神経の2種類だった、という考えから、副交感神経であるところの迷走神経を、腹側と背側に分け、さらにそれをわかりやすくデフォルメして、赤・青・緑の3態の状態に落とし込んで説明しているものです。
 ポリヴェーガル理論についての言語という意味で、彼らはポリ語と称しています。

 九州大学でも一度、吉里恒昭さん&八谷隆之さんで、ポリ語に関する研修を行って頂いたことがあります。

 そんな彼も著書が3冊目。3冊目の本は、なんと謹呈して下さいました。

 わかりやすい本なので皆様にもお勧めさせて頂きたいと思います。

 やる気がある状態、鬱っぽく静かな状態、中立で心穏やかな状態の3つをいかに自分に最適化して己をコントロールしていくか、そういうノウハウが得られればと思います。

本のリンクはこちら

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分