764.赤ちゃんの写真
2023.03.19
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
ボディートークの師である城石明喜子先生は、ご自身の赤ちゃんの頃の写真を等身大にして飾っているそうです。
そんなちっちゃな自分が人生の後半と言えるまで生きてこられたことに、よく育ったね、と声を掛けるのだそうです。辛いこともあったかもしれませんが、ミルクや離乳食、色んなものを与えてかわいがってくれた人達がいて人生を過ごしてきた、ということを振り返り、自分の足跡にねぎらいを言えるのはとても素晴らしいことだと思いました。
私自身は自分の赤ちゃんの頃の写真って、持ってないですね。実家にはあると思うのですが。
赤ちゃんの頃の写真って、絶対に自撮りじゃないですから、誰かが撮影したはずです。
お父さんか、お母さんか、その友人か、祖父母か、伯父叔母など親戚の人か。誰かが赤ちゃんが可愛いといいながら撮影下に違いないわけで、自身の記憶のないその写真を誰がどうやって撮ったのだろうということを想像することも出来ますし、これはお父さんが撮ったのだ、と言い伝えられていれば、父がカメラのシャッターを押したのであろう、ということを知ることが出来ます。今度実家に帰る機会があれば、一度アルバムを見せてもらおうかなと思いました。
みなさんは、ご自身の赤ちゃんの頃の写真はお手元にあるのでしょうか?
763.双方の言い分
2023.03.18
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
大きな組織や会社になるとハラスメントなどに対応する委員会があり、上手く機能している所もあるようです。
ハラスメントなどがあった場合は双方の言い分を別々に聴取して委員会で検討していくことになります。しかし、小さな会社などでは、いきなり社長が一方の言い分を聞いて決めてしまったりすることもあり、委員会自体が存在していないかほとんど機能していないとか、事業主が一方的に処分を決めてしまうこともあるようです。
委員会がない組織だったり、機能していない時は、トップがよほど公平性に注意していないといけないのですが、何か大きな処遇の変化が起こる時に、双方の言い分を確認しないで一方的に措置を決めるような所は長居をする必要はないと考えた方が良さそうです。
双方の言い分を公平に聞けない組織や会社はいずれ機能不全になり瓦解していくわけですから、落ちぶれてしまう日まで自分が付き合ってやることはありません。そういう時に組織の真の強さが分かるというものです。
ダメな所からは静かに距離を置いて去るのが吉と申せましょう。
その方が新しい生活が早く得られるのではないかと思います。
762.ヒステリー球
2023.03.17
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
不安が高じて参りますと、喉の奥にピンポン球が詰まっているかのような閉塞感を感じることがあります。
これを心療内科ではヒステリー球と呼んでいます。咽喉頭異常感症とも言いますが、ヒステリー球の方が通用しているような印象です。
器質的異常がないにもかかわらず不安や緊張などのストレスに晒された場合、喉に何か詰まっているような間隔になることです。漢方の世界では梅核気(ばいかくき)とも言われるようです。
原因となるストレッサーを除去したり避けたり出来れば良いのですが、毎日顔を合わせる上司などが対象の場合はなかなかそうもいきません。ストレッチなどによって体を柔軟にしたり、自律訓練法を用いてリラックスした状態を常に作れるようにするなどの工夫も役に立ちますが、漢方薬ですと半夏厚朴湯を用いると比較的高価が出やすいようにも思います。
喉の詰まりがあっても耳鼻科や呼吸器科で問題がないと言われ、ストレスに思い当たる方は一度ご相談頂ければと思います。臨床動作法やボディートークなどの身体技法、自律訓練法や自己催眠等のトランスを用いた方法、漢方薬、通常の抗不安薬など色んな選択肢を提供出来ると思います。
761.外の空気を吸ってみる
2023.03.16
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
だんだん暖かくなってきました。
冬よりは出掛けやすくなって来ています。外の空気を吸ってみると家の中とはまた違い、少し晴れやかな気持ちになれるようです。桜も品種によっては咲き始めました。
当院の植物たちもウンベラータはまたにょきにょきと枝を伸ばし始めていますし、多肉植物にも新芽が出てきています。春の訪れを感じます。
運動にもなるので、せっかく暖かくなって来ましたし、少しお出かけして外の空気を吸ってみませんか。
気分が良くなるかもしれません。
760.胡蝶蘭の開花
2023.03.15
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
開業時に頂いた胡蝶蘭の一部を、自宅で育てています。
その内の白い花と、ピンク色の花が、それぞれ咲き始めました。
3度目の開花になりますね。
まだ開業して2年経っていませんが、足かけ3年に入るということでしょうか。
少しでも皆様のお役に立てるよう、また頑張って参りたいと思います。
759.冴えない時
2023.03.14
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
冴えない時ってあるものです。
どうにも調子が出ないという・・・。
頭の回転も落ちていて、気持ちも上向かず、元気が出ない。
鬱かな、というのも一つですが、精神的に疲れているのかもしれません。
そのような時は、体を回復させることが重要です。
お酒を控え、睡眠を取り、元気の出る食べ物を食べましょう。
十分な休養を取っても、なかなか調子が上がらない時は、専門家に相談するのが良いかもしれません。
冴えない時は、ゲームなどで時間を潰したりせず、出来るだけ早く眠るなど、休養を取るようにしましょう。
758.三重大学放射線科、北川覚也先生にご来訪頂きました。
2023.03.13
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
先日、サークル以来の親友、三重大学放射線科の北川覚也(きたがわ・かくや)先生にご来訪頂きました。
循環器学会のシンポジストとして登壇されたついでに、当院にもお立ち寄り頂きました。
すっかり立派になられた旧友と楽しい語らいが出来ました。
またリフレッシュして、日々の臨床に臨みたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
757.礼には礼を
2023.03.12
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
WBCが盛り上がりを見せているようです。
以前、2013年のWBCでは、日本代表の第2ラウンドの初戦が台湾戦でした。
震災から2年経とうとしてた時、台湾の人々に御礼をと言うツイートが広がり、御礼を述べるプラカードを持った人達が観戦したという逸話があります。試合は大熱戦の末、日本の逆転勝ちでしたが、試合後に台湾選手が360度向いてお辞儀をされ、また感動的だったということです。
礼には礼を持って返す、というスポーツマンシップが発揮されたという意味でも、とても素晴らしい試合だったことでしょう。
そんな逸話も思い出しながらWBCも応援して行こうと思います。
756.人の悪口
2023.03.11
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
一流の人というのは人様の悪口を言わないもので、将棋の藤井聡太竜王であれ、野球の大谷翔平選手であれ、考え方や受け答えもとてもしっかりしています。家族や同僚が人の悪口を言うのに耐えかねる、という訴えは時々聞かれます。感心しない対象を批判することで自分の批判精神のストレスは緩和出来るかもしれません。
しかし、得てして、誰かの批判をする時、その指摘を最も聞くべきなのは自分自身だったりするので不思議なものです。よく政治家の方などがブーメランなどと言われていますが、私自身の自戒も込めて、批判を口にする時は慎重にする必要があるのではないかと思います。
どうして理解出来ないのかとか、なぜそこにこだわるのか、とか、自分のペースと異なるものにぶち当たった時、人間はとてもストレスを感じるようです。
その時は、少し冷静になって一歩下がって、相手がその点を大切にしている理由はもう少しあるのかもしれないとか、こちらが十分理解出来ていないのかなとか、もう少し説明を加えたら良いのかな等、柔らかい発想を試みることが大切なのでしょう。
人様の悪口を言ってしまうと、自分自身を貶めることになりますから、口から出す言葉を綺麗に出来るよう、普段から心がけて行くことが大切なのかもしれません。
755.梅から桜へ
2023.03.10
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
おひな様の節句も終わり、徐々に温かくなって参りました。
休日、散歩していましたら、梅が随分散っており、桜のつぼみが大きくなってきています。
いよいよ春が来るのだなぁと実感しています。知っている花を観察するのも、知らない花が咲いているのを見るのも楽しいものです。
3月は去ると良い、卒業や退職、異動などで人が去って入れ替わっていく時期でもあります。
会者定離とは言いますが、離れていく人にもそれまでのご縁に感謝したいと思います。その気持ちを持ち続けていれば新たな出会いも、良きものになると思うからです。