912.蓮の花
2023.08.13
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
蓮の花が開花している写真を撮ってきました。
蓮の花は仏教では極楽浄土に咲くと言われており、大切にされています。
池中蓮華、大如車輪、
青色青光(しょうしきしょうこう)、黄色黄光(おうしきおうこう)、
赤色赤光(しゃくしきしゃっこう)、白色白光(びゃくしきびゃっこう)、
微妙香潔(みみょうこうけつ)
という下りですね。
ちゃんと意識したことがなかった様に思います。阿弥陀経は、僧侶が読まれるのを聴いてることの方が多いため、認識の外にあった気がします。
訳は、池の中には車輪のように大きな蓮の花が咲いていて、青い花は青い光を、黄色い花は黄色い光を、赤い花は赤い光を、白い花は白い光を放ち、いずれも美しく、その香りは気高く清らかです、ということのようです(廣國山・稱名寺様のHPより頂きました)。
蓮華の五徳と言われるようで、
汚泥不染の徳、
一茎一花の徳、
花果同時の徳、
一花多果の徳、
中虚外直の徳(ちゅうこげちょく)
というものがあるようです。色んな意味づけを考えるものですね。
私個人は、蓮の尊さは蓮の尊さとしてありで、蓮のように咲かない花も、それはそれで尊いと考えています。
みなさんは蓮華の五徳と聞いて、何か刺激になる所はありましたか?