820.ジェンダー・クォーター
2023.05.13
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
男女共同参画の考えで、職種によって優勢なジェンダーがある場合、相補的なジェンダーの人を1/4は参入させるというものです。男性ばかりの委員会などには1/4女性を入れることとか、例えば、看護師など女性が多い職種の場合はその逆に男性も1/4入れるというような考え方です。
学会の役員も務めさせて頂いているのですが、役員の選任の際などに、私からトップに積極的にこの働きかけをするように務めています。欲を言えば1:1になるのが理想なのですが、会員などの基本人口に比率差がある場合など、なかなかそうもいかない場合もあります。まあもっと突き詰めればマイノリティの人も役員にした方が良いのかもしれませんが、男女だけでもまだ基準を満たせるわけではないので、まずはそこからという所でしょう。
みなさんの勤務先はジェンダー・クォーターを促進していますか?
労組の有無や委員会の有無についても以前ご指摘申し上げたのですが、ジェンダー・クォーターを取り入れているかどうかも良い職場かどうかの指標になるかもしれません。