794.寝ることの重要性
2023.04.17
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
WBCのMVP,二刀流の大谷翔平選手と言えば、今や知らない人がいないくらいの知名度と好感度があります。
大谷選手は体作りにとてもストイックなことで知られています。食生活に気をつけていることも知られている一方で、西川のマットレスを遠征にまで持参しているとか10~12時間は寝ているとか言われています。
スケートのトップアスリートである羽生結弦選手も西川の布団のCMに起用されています。
将棋界で初の八冠に届くのではないかと噂されている藤井聡太竜王もよく眠ると言われています。
寝ている暇なんかない、寝ている間に何か仕事出来る、そう考えている人は多いようですが、トップオブトップの彼らは、実は睡眠をしっかり取っています。
超一流の人間が寝ているのであれば、いわんや一般人である我々は彼ら以上に寝た方が良いのかもしれません。
寝るなんてもったいない、寝るのは死んでるのと同じ、と考えてしまう人に限ってうつ状態になって当院などに受診に来られます。
医師から見ても、睡眠は非常に重要です。
やることがなければ眠った方が良いとも言います。睡眠を取って世間様に迷惑を掛けることはないですし、少しでも休養になります。もちろん、無呼吸などが隠れている場合は治療しながら眠る方が良いのですが・・・。
憧れのスーパースター達が実は寝ている、と言うことを考えた時、我々も自分たちの睡眠の質と量にもう少し改善を求めても良いのかもしれません。