734.自分で自分を評価する
2023.02.17
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
自分を過大評価しすぎて、客観的な実力が伴わない場合、道化のようになってしまい、世間から笑われると言うこともありますが、逆に自分の価値が先進的すぎたり、時代が自分についてこなくて、なかなか正当に評価されないと言うこともあるでしょう。
どちらが良いのでしょうか。
ケンタッキー・フライドチキンのカーネルサンダースも自分のフライドチキンのおいしさを方々に売り込んでも誰も取り合ってくれなかったといいます。今でのそのレシピは門外不出であるとか。
漫談の面白い綾小路きみまろさんも、全然売れなくても、無料で自分のお話のカセットテープを配り歩いていたと言います。
誰も評価してくれなくても美味しいんだ、面白いんだ、と信じていたからですね。
今や日本でも大きな医療グループの創設者、徳田虎雄氏も、日本に100軒病院を建てる、という信念で、銀行の評価も「人物しかない」という状態でも成功した訳ですから、信念の強さというのはバカにならないでしょう。
シュリーマンもトロイの遺跡はあるんだと信じて、商売や語学、そして発掘に打ち込んだと言います。
無理解な上司や同僚が評価してくれていなくても、必ずなす、なせる、と信じて動き続けると、突破できることがあります。そのような時自分を評価できるのは自分だけです。
人から批判をされて心が揺らぎそうな時も、自分で自分を評価するのだ、と思っておくことが自分の軸を作っていくと思います。みなさんが、心身に芯を持って生活なさるよう、お力添えが出来るように心がけております。