512.我が子の評価
2022.06.30
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
我が子を見て、まだまだ、と思うことは良くあります。しかし、2~30年経験値が違うわけですから、それで当たり前です。問題は、子供が思春期なり、成人して来ても、まだまだ、と思い続けることです。
まだまだな部分は確かにあるとは思いますが、潜在能力なり、当時の年齢の自分と比べてみて、優れている所はあるのかもしれません。まだまだ、まだまだ、と言って押さえ込むことは、逆に年少者の経験機会を奪っているかもしれないのです。多少こけることも含めて、やらせてみるのも大事なことです。
元ソフトバンクの工藤監督は、ピッチャー時代、城島捕手を育てるために、一旦言いなりに投げてみる、ということをしていたと言います。そのリードじゃコースも球種もばれてしまうから、多分打たれる。分かっているけれど、首を横に振らずにそのまま投げて痛打される。なかなか出来ることではありません。でも、実際その通りになったでしょ、と言う事実を経験させて育てる訳です。城島捕手がその後成長しメジャーでも活躍したことはご存じの通りです。
なかなか、大人物たる工藤監督の域まで、若手や子供を信じるのは難しいのかもしれませんが、もしこのブログをご覧頂いてお気づきになる方がありましたら、少しだけ、我が子や若手を信じてみても良いのかもしれません。