1230.時流の流れの中の当事者
2024.06.22
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
有名な人ですが、前安芸高田市長、石丸伸二さんという人がいます。市議会とのやり取りも隙のない秀逸なもので、熱い心、ルールを守れる意識、明晰な頭脳、次世代や未来への温かい目線、経済人としての先見性、など、どこをとっても非の打ち所がないすごい政治家なんじゃないかなと思います。藤井聡太竜王名人が将棋400年の歴史の中で最も強い棋士ではないかと、個人的には思っていますし、二刀流の大谷翔平選手も漫画でも書けない超越者です。私の中で石丸伸二氏は藤井竜王名人や大谷選手のような、ユニコーン的に突き抜けた人じゃないかなと思います。別に政治評論家じゃないので外れたらごめんで済ませるつもりですが、多分東京都知事に当選すると予想しています。
逆に現知事の小池さんだとか、蓮舫さんは相互を意識した戦いをしているようですが、彼女たちの意識の中では石丸さんはダークホースだったように思います。
とくに野党出身の蓮舫さんは小池さんを批判するような政策立案が目立ちました。しかし、彼女たちは本当の脅威が石丸伸二氏であることに気づいていなかったのではないでしょうか。そろそろ気づいたはずです。石丸氏は、論戦の緻密さ、政治家としての信念が、歴史上にも稀に見る高みにあるからです。
幕末の志士たちのような非常に強い危機感と高い志を持った人物が、それ以来の出現ではないかと個人的には感じています。それは単に私の勉強不足で、素晴らしい政治家はもっと要らした可能性はありますが、個人の感想として石丸氏には大きな衝撃と関心、そして期待を持っていると言うことです。
今日のタイトルの時流の流れの中の当事者というのは、小池知事と蓮舫氏を指しており、歴史の転換点にある程度の地位(知事なり参議院議員)を持っていると、河北の戦いで負けた袁紹が曹操のすごみを理解できなかったように、本来今は攻めるべきではない、退くべき時というのを見誤ることがあります。私は彼女たちのように一角の人物であっても、あるいは一角の人物だったからこそかもしれませんが、時流の流れの中になると自分の退潮が判らないという陥穽にはまるのかもしれません。
なお、本ブログでは基本的に政治の話はしないスタンスですが、時代の変革期において当事者が自分の立ち位置を客観視しにくいのだろうという趣旨の記事です。
都民ではありませんが、今回の都知事選は高い関心で見守っています。