609.TAKE
2022.10.05
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
元々野球好きだったのですが、中田英寿選手などが排出されて以降、ゲームのサッカーなどをする内に、サッカーという競技の魅力を知るようになりました。運動嫌いだったくせに、福間病院では、デイケア担当医としてフットサルに関わらせて頂きました。
TAKEといえば、建英、久保。つまり、日本人の久保建英選手を指します。
10歳でバルサのアカデミーに契約された天才児として知られ、成年になる時にレアルに略奪されて保有権の半分は今もレアル・マドリーが持つようです。
ローマの中田英寿、セルティックの中村俊輔、アーセナルの冨安健洋と世界で活躍する選手は増えてきましたが、スペインのビッグ2であるバルサにもレアルにも関心を持たれた日本人選手は久保選手だけではないでしょうか。
今後、どのように大成するかは彼の努力次第だとは思いますが、20過ぎの若年者で日本人のサッカーファンの全てが注目しているというのは刮目すべき選手です。
天才天才と言われる彼も、蓋を開けてみれば小さい頃より誰よりもボールを蹴ってきたと言います。端的に言えば努力の積み重ねで今があると言うのでしょう。
優れた能力を目の当たりにすると素人はすぐに天才とか神脳とか言いますが、多くの場合、たゆまぬ努力の賜物であることが大半であることを記銘しておければと思うのです。
天才をうらやんだり、成功者をやっかんだりする間に、ご自分でやるべきことをしっかりやっているか。
そういうことを考えるだけでも、一流選手の立ち振る舞いを拝見するのは良いことです。
同胞の頑張りを称えつつ、自分の精度をしっかり上げること。それはとても重要ではないかと考えています。