293.加藤裕太・弓場さつきAutumコンサート
2021.11.24
293.加藤裕太・弓場さつきAutumコンサート
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
先日、私がお世話になっているオカリナ奏者、弓場さつきさんとパートナーでギタリストの加藤裕太さんのコンサートに伺いました。
久しぶりの生演奏を聴くことが出来、とても良かったと思いました。
中には関東から駆けつけて下さる大ファンの方もおり、その人気ぶりを知ることが出来ます。
エンジニアの方のお世話もあり、配信もあったようです。
やはり、さすがというか音程の安定感や歌い回しは、素晴らしいものがあり、まだまだ多くを学ばなければならないなぁと感心しながら拝聴していました。
ギターの加藤さんの演奏は非常に緻密且つ繊細で、弦の振動が全て止まる(止める)まで、こちらも固唾を飲んで聞き込むというか、そういう聞かせ方でした。音量的にも決してオカリナの邪魔にはならないですし、ギターが繊細ゆえに、強弱が付かない宿命のオカリナもより繊細に聞こえるという印象でした。自ら編曲されたブラームスなども(加藤さんはブラームスが最もお好きとのこと)、音も多すぎず少なすぎず、弾き手としてバランスを考慮した編曲なのだろうなと思いました。ご自分の編曲故にのびのびと弾いておられたと思います。
1曲バリオスというパラグアイのギタリストのソロ小品の演奏もありました。なじみがないので新しい出会いになりました。未知の新曲を紹介してもらえるのも素晴らしい体験です。
そんなギターに引き立てられて、オカリナもとても魅力的でした。弱音系のさつきオカリナをシングル、トリプル等お使いでしたが、小さい会場でギターの伴奏ということで、上手く溶け合っていたと思います。私の好むμなどパワー系のオカリナだとちょっとバランスが崩れたのかもしれません。その辺は、さつきオカリナと、アニバーサリー0号機を上手く使い分けておられたのかなと思いました。アーティスト同士でしっかり打ち合わせされているのかもしれません。
前半クラシック、後半はJ-POPそして、秋から冬への季節の移ろい、そしてピアソライヤーと、1時間があっという間に感じる、飽きさせないプログラムでした。
自分もまた演奏したいなぁ・・・。
こちらから配信は購入できるようです。