187.機嫌良く過ごしてみる
2021.08.13
187.機嫌良く過ごしてみる
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。6月より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 素敵なスタッフに囲まれて、日々、元気に営業しております。
コロナ禍も長いですし、五輪も終わり、感染者もまた増え、福岡では再度の緊急事態宣言。友人と飲みに行くことも出来ず、フラストレーションはたまりがちです。もちろん、そういう方のご相談もお受けしていますが、私も一人の人間。イタリア旅行も近所の居酒屋も軽々に行けないとなりますと、気分が下がることもございます。家は散らかっていますし、片付けるとなるとまた、ため息も出ます。
そんな中、ちょっと良いこと思いつきました。
どうせ過ごすなら機嫌良く過ごしてみよう、と思いつきました。
イヤホンを耳に掛け、YouTubeで名作落語を聞いてみることにしたのです。恥ずかしながら、テレビでは、噺家の方を視ますが、バラエティだったり、笑点だったりで、まともな落語は高座に行ったこともなければまれにEテレでそれもチャンネル回してて偶然視る程度でした。
志ん朝師匠の落語が出てきたので、適当に聞き流して片付けをしてみることにしました。
すごくはかどったというわけでもないのですが、時々クスクス笑いながらお片付けが進みました。
それにしても噺家の方というのはおしゃべりが上手ですね。流れるようですし、声色、テンポも意のままです。第一聞いていて不快なトーンもなく、意地の悪いことは仰いません。これが長らく芸として成り立つゆえんなのでしょう。ボディーワーカーとしても、彼らの軽妙な声や語りにとても興味がわきます。
皆さんも、ちょっと暗い時、ちょっとイライラする時などに軽妙な落語など聞いてみてはいかがでしょう。落語をぜひにと推奨するわけでもありませんが、どうせ過ごすなら機嫌良く過ごしてみよう、と心がけることは悪くないんじゃないかなと思っています。