ブログ

1203.「1300」

2024.05.26

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 最近、IDが1300名様を超えました。
 お電話だけ予約されて、体調不良や不都合でキャンセルされた方もおられるのでざっと1200名ほどの方にお目に掛かってきた計算になるでしょうか。
 年間400名ほど拝見させて頂いてきた計算になります。

 これが他院と比較してどれくらいなのかちょっと分かりませんが、当院の特色としては

・IBS等心療内科疾患に自律訓練法など具体的な非薬物療法の指導を行うことが出来る。
・解離性障害、多重人格等、診察困難な方も受け容れている。
・小中高生の受け入れが可能。
・看護師も心理士も常駐しており、コメディカルスタッフによる丁寧な予診がある。
・カウンセリングの提供が可能
・詳細な心理検査も対応
・医師が催眠療法の専門家

 などがあるでしょうか。
 
 ほかにも抗うつ薬に抵抗があると仰せの方には、漢方薬を工夫したり、カウンセリングを提供したり、柔軟に対応させて頂いております。
 引き続き、皆様のお役に立てますよう職員一同心がけて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
 

1202.無倦

2024.05.25

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日の豊島将之九段の色紙の揮毫は、無倦、でした。

 倦くことなく、棋理を追求し続ける。
 豊島九段と言えば、いつかタイトルをとる大棋士になると目されながら、なかなか取れず、対人の研究会を辞めてしまって、自分でAIと向き合ったり、飛車を振ったりスタイルを変えながら頑張ってきました。そして、最高位の竜王・名人となった4人目の棋士です。それまでは、羽生善治九段(十九世名人)、谷川浩司十七世名人、森内俊之九段(十八世名人)と名だたる名人が獲得してきた称号。ただ、あまりにも強い藤井聡太名人の時代に、今後豊島九段が永世名人を獲得できるかは、今後の彼の努力に掛かっていると言えましょう。

 その絶頂期に彗星のごとく現れた藤井聡太四段(当時)。彼とタイトルを争う時に自分もトッププロの力を維持しておきたい旨、発言されていましたが、倦くことなく探求して最高位の名人戦に帰ってきました。最近の豊島九段は藤井聡太名人に分が悪く、かなり負け越していますが、ほぼ完璧な藤井名人に土をつけられるとすれば彼ではないかとも言われています。判官びいきではありませんが、そんな豊島九段の無倦には、なかなか厳しい勝負の世界でそれでも諦めずに頂点を目指し続ける豊島九段の覚悟を見た気がします。

 両者の最高水準の勝負を今後も期待しています。

1201.リセットする

2024.05.24

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 人の死というものは重たいもので、3月6日に、親友でもあり師でもある大事な方が亡くなってから、個人的には茫然自失。クリニックを回していくので精一杯といったところでした。
 ちょっとブログも1ヶ月あまり停滞していたのですが、さすがに四十九日も済みましたし、いつまでもサボっているわけにはいきませんから、ちょこちょこ書いていこうと思います。

 いつまでも借金抱えている気持ちだとしょうがないので、一旦リセットして書き始めることにしました。またお付き合いくださいますと幸いです。

1199.直筆色紙

2024.05.22

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 先日は将棋名人戦第4局が大分県別府市で執り行われました。
 藤井名人のストレート防衛が掛かっていたのですが、スコア3-0とはいえ、内容的には非常に拮抗した良い勝負が繰り広げられていました。挑戦者の豊島九段が1六歩と端歩を突いて、逆横歩取りをさせるという新工夫を見せ、微差を守り切って初勝利を挙げました。

 豊島九段と言えば藤井名人が若手の頃(といっても若い名人なので今も通常は若手と言える年齢ではあるのですが)、6連勝した唯一の棋士です。

 先日、ご縁があり、第4局の直筆色紙を名人・九段セットで頂きました。本当にありがとうございました。

 大事な色紙入れを買ってきてどこかに飾りたいと思っているところです。

1189.さわらオカリナフェスティバル 

2024.05.12

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 昨日は、早良区室見にある、和光音楽アカデミー様にて、ゲストに、オカリナ奏者の弓場さつき先生、ギター奏者の加藤優太先生をお招きした上で、全国から参加者を募り、さわらオカリナフェスティバルを開催させて頂きました。

 京都、神戸、地元福岡からもご参加を頂き、オカリナやギターの音がちょうどお客様のお耳に届きやすい距離感のホールでそれぞれの音楽を出し切って頂きました。
 参加者の皆様の熱演もさることながら、やっぱり圧巻は弓場さつき先生と加藤優太先生のデュオで、圧倒的という表現になるでしょうか。

 聞いても学びの多い会だったと思います。

 初めての運営で反省点もあるのですが、また課題を克服して前に進めたらと思っています。

1184.白川水源 

2024.05.07

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 GWはぶらりと白川水源へ行ってきました。南阿蘇村にあり、カルデラの外輪山から湧き出る伏流水が沸いています。毎分60トンといいますからすごい量です。毎秒1トンってことでしょうか。

 白川水源のお水も少し頂いて、また連休明けも頑張りたいと思います。

1183.火口 

2024.05.06

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 阿蘇に行ったついでに、火口を見てきました。
 しばらく前まで入山制限も掛かっており、火口には近づけなかったそうですが、今回は運良く火口を見ることが出来ました。

 10万年前の大噴火は再現しないかもしれませんが、火口からの噴煙を見ているとやっぱり現役の火山なんだなと思わされます。
 周囲の山は緑と茶になっており、聞くところによると、従来の緑と8年前の震災の爪痕なんだそうです。

 自然とは恐ろしくも厳しいものなのだと思い知らされます。
 温泉など適度な距離感があれば、十分我々の癒やしにもなるのですが・・・。

 大自然の中に人の営みはどれほどのものなのかと思うこともありますが、また診療に戻ったら一つ一つコツコツとやって行けたらと思います。

1179.競争心 

2024.05.02

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 4月から思い立ってフランス語を始めてみました。鼻に抜ける音が苦手と思っていたので回避していたのですが、イタリア語もスペイン語も少しかじったので同じラテン語圏としてやってみることにしました。再帰動詞など文法知識がほぼ同じなので、これら各語は方言として理解して良いと思いますが、イタリア語とスペイン語の類似性からみるとフランス語は大分違い、英語も混じってきているため、どういうことなのかと思いましたら、ロマンス語とか、地元の言葉と混じって成立してきた経緯があるようです。

 最近はスマホでゲームのように学習できるアプリがあり、ランキング戦など努力量を競い合うところでは、ついついライバルに勝ちたくて頑張ってしまいます。競争させてやる気を出させるのも良いシステムなのかもしれません。

 あまりやりこんではまるのもどうかと思いつつ晩酌しながら酔っ払っているよりは頭に良さそうなので、もうしばらくはアプリで競争心をあおられて勉強を続けてみようかと思っています。

1178.贋作 

2024.05.01

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 クラシックの世界では、有名な作曲家の作品と知られているけれど、実は本当の作者は別の人だったなんて事例は一杯あります。
 結果的に誤って伝承されていたケースもあれば、作者がわざと他の作曲家の名前を用いて流布させたものなど事情は色々異なります。

 誤って伝承されていたものとしては、バッハのメヌエットとして知られている作品はペツォールトのものだったと言われています。具体的にはト長調とト短調のBWV Anh 114と115でしょうか。Christian Petzold(1677-1733)はケーニヒシュタインのオルガニストだったそうです。
 他の作曲家の作品として発表されたものは割と多くて、

・アルビノーニのアダージョ(レモ・ジャゾット作)
・カッチーニのアヴェマリア(ウラディーミル・ヴァヴィロフ 作)
・J.C.バッハのチェロ(ヴィオラ)協奏曲(アンリ・カサドゥシュ作)
・モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第6番(ヨハン・フリードリッヒ・エック作)
・ハイドンのおもちゃの交響曲(エトムント・アンゲラー作)
・ヴィヴァルディの忠実な羊飼い(ニコラ・シェドヴィル作)

 などが知られています。

 いずれも名曲として知られていますから、聞いて楽しめるなら良いものはいい、ということで良いと思います。それにしても研究者さんたちの熱意で色々明らかになるのはすごいですし、本当に作曲した人たちが再評価されることも大事なことかもしれません。

1177.アルマカフェコンサート20240429

2024.04.30

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 昨日昭和の日は、室見の和光音楽アカデミーにて、アルマカフェコンサートに出演して参りました。
 カサドゥシュ作の、J.C.Bach風コンチェルトの第一楽章を、ピアニストの嶋田ヒロさんと共に演奏して参りました。

 アルマカフェコンサートは長く続く年に3回行われるみんなのためのコンサートで、歌、アコーディオン、コントラバス、ピアノソロ、オカリナ、クラリネット、など、楽器を問わずに楽しめるオムニバスの演奏機会です。あまり大きな音の出る打楽器は和光音楽アカデミーの規定で不可なので、もし、出たい方があれば、同コンサートの規定をご覧頂ければと思います。
 人前での演奏機会はとても貴重であり、また、常連と呼べる人とも仲良くなり、お互いの成長点について切磋琢磨し合える利点があります。

 本番というものはやってみるとそれなりに反省はあるのですが5月11日のさわらオカリナフェスティバルに向けて、一つの準備は出来たかなと思っています。今後も音楽も頑張って参りたいと思っています。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分