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938.タブレットとメラトニン

2023.09.08

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 寝る前にスマホやタブレットを見ないように、なんてことは、学校や会社でも言われているかもしれません。
 ハーバード大学のChangらの研究によりますと、以下のようなことが分かりました。彼らは、就寝4時間以内に、紙の本とタブレットの本を読んだグループについて、それぞれ血中メラトニン濃度を1時間おきに測定した実験をしました。そうすると、タブレットの本を読んだグループは、紙の本を読んだグループに比べて、メラトニン分泌のピークが1時間半ほど遅れることが分かりました。メラトニンとは松果体から出る体内時計をつかさどるホルモンで、平たく言えば、身体に「夜だよ」と教えてくれるホルモンと言えます。

 話は変わりますが、先日、YouTubeでボンソワールTVを見ていたら、フランスでは20時でも日本の15時くらいの明るさで、本当に驚きました。
 ヨーロッパ人はメラトニン分泌がそもそも遅いかもしれません。

 いずれにしても、タブレットや携帯を遅くまで触っているとメラトニン分泌が遅れるようですから、思い当たる方はお気を付けて。私も自戒を込めて・・・。

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