935.距離を置く
2023.09.05
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
物事には方針や理念がありましょう。
何かのイベントや組織に参加すると、当然色んな考え方があるので、大枠には賛成するが細かい運営には物申したくなる、とか、成長するためには改善点が必要だ、等々、色々気づくことも多いかと思います。
自分がそういうイベントや組織の責任者であれば、しっかりと関与して、言動が理念や方針と整合性がとれているか、あるいは過不足がないか、などチェックする必要があります。しかし、一参加者だったり顧客として、改善点に気づいた場合、スタッフに意見具申をする人もいるでしょうし、黙って立ち去る人もいるでしょう。
何をやりたいのか分からない、とか、自己満足に過ぎないのではないかとか、シャープな意見を持つようになってしまうと、言うか言わないかはきわどい問題になるでしょう。
あまり熱くなってコミットしすぎると、組織改編の速度が追いつかなかったり抵抗に遭うこともありますから、関与度の低い集団に批判的な意見を持った場合は、まあ、あちら様のものだから、と、衝突しない程度に笑顔を作り、そっと距離を置いておくのがお勧めです。ずかずか入っていって辛辣な意見を述べたり、改革案を披露する必要はありません。
そういう時は対象と距離を置き、あまり距離が置けなくても心的距離を置く、つまり、あまり沢山のテキスト量で反応しない、というのが工夫です。