763.双方の言い分
2023.03.18
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
大きな組織や会社になるとハラスメントなどに対応する委員会があり、上手く機能している所もあるようです。
ハラスメントなどがあった場合は双方の言い分を別々に聴取して委員会で検討していくことになります。しかし、小さな会社などでは、いきなり社長が一方の言い分を聞いて決めてしまったりすることもあり、委員会自体が存在していないかほとんど機能していないとか、事業主が一方的に処分を決めてしまうこともあるようです。
委員会がない組織だったり、機能していない時は、トップがよほど公平性に注意していないといけないのですが、何か大きな処遇の変化が起こる時に、双方の言い分を確認しないで一方的に措置を決めるような所は長居をする必要はないと考えた方が良さそうです。
双方の言い分を公平に聞けない組織や会社はいずれ機能不全になり瓦解していくわけですから、落ちぶれてしまう日まで自分が付き合ってやることはありません。そういう時に組織の真の強さが分かるというものです。
ダメな所からは静かに距離を置いて去るのが吉と申せましょう。
その方が新しい生活が早く得られるのではないかと思います。