554.ハインリッヒの法則
2022.08.11
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
医療安全の考え方の中で、死亡や重傷事故のような重大な事象が起こる背景には、30の軽傷事故、300の障害なし、ニアミス、ヒヤリハットが存在すると言われています。事故や勘違いが起きる場合、単に個人の不注意や疲労の問題に帰着せず、仕組みとしてミスが起こりにくくなっているか、システムとしてチェックしたり、システムをより改善するための話し合いを常に持っていくことが重要です。
当院では職員間での話し合いは常に必要に応じて速やかに共有し、また、ミスを減らすように努力しています。
傷病手当金意見書の交付なども、パスの紙を作成し、共有することで、どの職種のレベルまで仕事が進捗しているのか一覧できるように致しました。メンタルクリニックにありがちな大量の書類も、棚をフロー式にして、置いてある棚で、未記入、未確認、どのレベルなのか分かるように改善しています。
これからもよりいっそう皆様のお役に立てるよう、院内のシステム改善にも務めて参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。