547.時間の費用対効果
2022.08.04
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
時間ばかり拘束される割には、得る物が少ない、というものがあります。
例えば、学校における何らかの委員会や班長活動です。コミュニティの役員なども場合によっては当てはまるかもしれません。
ある程度マネジメント力のある生徒や学生に一定の責任を持たせて管理すると、管理者は楽が出来るかもしれませんが、報酬もないのに管理責任を押しつけられる側はたまったものではありません。それが、マネジメント力の成長として得る物が大きければまだ良いのでしょうが、不具合があってそこを怒られて、とかでは嫌な思いだけが残って何をしているか分かりません。
それに、集団とはおかしな物で、正しいことを急にやろうとすると、抵抗したくなる人達が現れます。会費の値上げなんかは特に大変です。ある面が正しくても応じる側にも事情があるからでしょう。
いずれにしても、ある負荷が与えられる時、それに掛ける時間と、得られる物を比較してみます。時間をコストとしての費用対効果を考え、得られる物が大きければやる、マイナスであればやらない、という風に、割り切っていくのも重要ではないでしょうか。もちろん、付き合い上難しい場合もあるので、それは付き合いの深さや今後の予見も踏まえて考える必要があるでしょう。
このブログをお読み頂いたからと言ってその通りにうごけるかも事情によるとは思いますが、いずれにしても時間を一つのコストと考える費用対効果、という観点はどこかに留め置いて頂いてもよいかと思います。