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546.邪気を避ける

2022.08.03

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 邪気なんて本当にあるのかと言えば、医学者の端くれとしては、ない、というのが正解なんだと思います。
 ただ、心理臨床をしていると、鹿児島の神田橋先生のように、邪気がどうのと言い出す人もいます。

 邪気といえども、呪いや祟りの類いはないと思うのですが、悪意であったりあるいは、怒りや悲しみがどこかで滞留しているような感じとなると、「たとえて言えば邪気のような」感じというのは確かにあります。ボディーワークをしてみても、恐怖を感じれば尾骨の周辺が固まりますし、失恋すれば胸椎3~4番(気管分岐部)周辺が硬くなります。そして、気の流れが滞っているような所は障ると、触れた手がしびれてきたり、ぞわぞわします。その辺は皮膚電圧などで説明できるのかもしれませんが、嫌な感じを感じたらそれを邪気として認識しておくと、まあ対処が楽というか、現場では使い得る概念と言っても良いでしょう。

 同じように、人や組織、場所にもそのような感じを感じることがあります。何となく嫌なものは嫌としか言いようがないわけですが。理系の学生でしたし父親の教え方は原理主義的でしたから、迷信はない!と言ってしまえばまあそうなんですが。その辺は幽霊はいない、という意味でむやみに迷信を怖がることからは解放してくれました。

 しかし、社会的な身の安全や、自分の感覚を傷害してしまいそうな人や場所には近寄らないのが一番で、そういう意味でももう年取ってきたこともあり、嫌だなと思ったら必死に抵抗したりせずに、すっと避けることにしました。だんだんエネルギーが減ってきて生きる上での効率化を図っているのかもしれません。

 少なくとも嫌な目に遭いそうな予感がある程度確からしく、避けても問題がないのであれば、避けて置いて良いのだと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分