378.地に足
2022.02.17
378.地に足
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。
地に足を付ける、などと言うことがありますね。
皆さんは普段、大地を意識して踏みしめることはありますか。
私は時々意識しています。
逆に、パニックだったり、不安だったりで、不安定な愁訴でご相談頂く方々はほとんど、お話になる時に踵が浮いているように見受けられます。浮き足立っているように思います。小柄な方などには足台を提供して、しっかり地面に足の裏を付けて頂くこと、そんなことからセラピーの第一歩を心がけています。
地に足が着いて、臍下丹田に重心が来た場合、慌てる気持ちや動揺が収まっていくから不思議なものです。増田明先生のボディートークもそうですし、成瀬悟策先生より始まる臨床動作法でも踏みしめ動作というのがあります。
方法論は違っても先見の明のあるセラピスト達は、重心が安定することを重視してきたようです。
不安定だな、と思う時、少し足の裏を意識して、足下を踏み固めて見られてはいかがでしょう。少し役に立つかもしれません。