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346.気持ちの切り替え

2022.01.16

346.気持ちの切り替え

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。日々元気に営業しております。

 当日の試験や仕事の出来が良くても悪くても、明日集中することが重要です。
 優れたアスリートほど、勝っても負けても過去のこと、と済んだ試合のことは忘れます。少し振り返りをすることが明日にとって有益な場合は振り返ることもあるでしょうが、科目が異なるなど、尾を引かない方が良い場合は、サッと切り替えることが重要です。

 切り替えることは普段から訓練が必要かもしれません。

 切り替えについて、可能な工夫を少し提案してみましょう。

1.場面を切り替える

 今いる場所から、ベランダに出るとか、廊下に行くとか、散歩に出るとか、とにかく場面を切り替えて、目の前に映る風景自体を切り替えてしまいます。特に寒い外に出たり、体感で温度変化も伴うと、身体は切り替えようとしてくれるようです。

2.いないいないばあ

 そんなことで!?と言われるかもしれませんが結構有効です。

 大人のいないいないばあは、掌で眼窩を完全に塞いで光が入らないようにします。1分以上暗くして、暗順応させ、瞳孔が開くまでやります。

 その後、顔を上げ(まだ目は塞いでいる)、蛍光灯なり灯りを向き(太陽はダメです)、いないいないばあの要領で突然開眼したまま、手をどけます。すさまじい量の光が目に入ります。

 視覚野は脳の後ろの方にあるので、視神経から視交叉を通った信号が後頭葉に一気に行きます。これで気分が明るくなったりします。恩師、松原秀樹先生に教えて頂いた方法です。

3.甘い物を摂取する

 キシリトールとかではなく、ショ糖系のものがお勧めです。脳の栄養はショ糖だからです。血糖値が上がることで脳の疲労を回復出来ます。糖尿病治療中の方などは、主治医の指示に従って下さい。
 健康体の方は少量の糖分が疲労回復や切り替えに有効です。
 温かいものなども良いので、ココアなど良いかもしれませんね。

 ほかにもあるでしょうが、とりあえず三つ提供させてもらいました。ご参考になれば幸いです。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分