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1116.焦らずたゆまず

2024.03.03

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 3月はイタリア語検定の季節です。
 今季も受験を考えているわけですが、準2級ともなると、先人の正答率1.9%なんていう問題も出ており、難度が高いです。
 実際に私自身の現在の学力では文法の得点率が4~6割と言った所ですが、回答を読めばなぜそれが正解かは理解できますので、トレーニング不足と言えます。期日までに全過去問3周修了は難しそうなので、今回は過去問集め土地から試し受験になりそうです。

 しかし良いこともあります。辞書を片手に引き引きしていないと全く歯が立たなかった問題たちが、辞書なしでもだいたい何を問うている問題なのかは理解できるようになりましたし、回答スピードも上がりました。分からない問題はいくら考えても分からない(知らない語彙などはどうしようもない)ため、それらを見切るという意味でも速くなったのは良いことです。

 結果につながらないけれども地力が地味に上がっている時期というのは焦ったり、落ち込んだりしやすいわけですが、学生さんのように勉強だけしていれば良いわけではなく、業務と家事をやった上で社会人の時間を捻出しての勉強なわけですから、ぼちぼち地力が着いてくるだけでも良いことだと切り替えるようにしています。

 準2級を目指しているのですが3級合格までの7回ほど受験して、切り立つ崖のように難しいと感じていたのですが、全文暗誦というのをやり出したら、さすがに語学、2-3冊終えた所で、フレーズがまとまって頭に入るようになってきました。

 準2級に関しても最初は切り立つ崖、ほぼ垂直に見えたのですが、今は命綱があれば登れるんじゃないかなくらいには思えています。その内、きつい坂道、何とかなる坂道に変わってくる物なのでしょう。
 勉強をして失う物は何もありませんから、焦らずたゆまず、コツコツと続けて行ければと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分