1294.他者とつながる者が生き残る時代
2024.08.25
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
デジタルコモンズのこの時代、色々な知的財産が共有されることも珍しくなくなりました。
以前書いたウィキノミクスもしかり。
マスコラボレーションの今は、他者とつながる者が生き残る時代と言われています。他の人とのつながり、協働が自分の知的財産や体験をより豊かにして行くといわれています。コラボレーションによって推進されるのは、経済的な価値が高い者だけではなく、病気の治療や気候の予測、惑星や恒星の探索など公共性の高いことなどもはいっている。例を挙げると、オルソン研究室では、スーパーコンピューターを用いてエイズ治療薬の評価を行っていると言います。FightAIDS@homeというプロジェクトでは、ネットでつないだコンピューターの余剰能力を連動して使用しています。
こうして、知識や能力や創造力がかつてないほど分散され、価値創造が早く、また流動的となる世界になろうとしています。
私たちも、こういった時代の変化に敏感となり、常に先端の知識にアップデートできるように心がけることが必要かもしれません。