1113.ニンニク
2024.02.29
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
外来診療という客商売をする身でありながら、ではあるのですが、我が家では割とニンニクを食べているような気がします。しかし、アリインという強い成分がアリシンに変化するとか、アリチアミンになるとビタミンB1の吸収率が上がるとは言われるものの、明確な栄養学的な優位性はあまりはっきりしていないようです。
Wikiによれば、アリシンには強力な抗酸化作用があり、大腸癌、直腸癌の予防の観点からはリスク低下がほぼ確実とされているようです。我が家も父が大腸癌で亡くなっていますから、遺伝的なリスクがあるものを低下できるのはいいのかもしれません。
2月29日を「ニンニクの日」とするイベントも鹿児島県などでは行われるようですし、今年はちょうどうるう年ですね。
エビデンスを調べれば何か役に立つことが書けるかと思ったのですが、それほど決定的なものはありませんでした。しかし、何となく食べている方が調子が良いような個人の実感はあるので、適宜健康管理には気を付けていきたいと思います。