999.銀河鉄道999
2023.11.07
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。
今年も多くの偉大な方が世を去りました。漫画家の松本零士さんもその一人で、代表作の宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999はご存じの方も多いでしょう。キャプテン・ハーロックが実はオカリナが吹けるというのは、オカリナ吹きとしての小ネタです。
少年時代は銀河鉄道999の漫画を買い集めていたこともあり、思いはひとしおです。
先日のワイルドベリー様でも、銀河鉄道999メドレーを演奏させて頂きました。
機械の身体を得た所で、それでどうする?という最後の方は哲学のような問いを突きつけられるわけですが、アンドロメダに行く道程で、鉄郎は十分立派な男に成長したわけで、彼の人間的成長が得られたのであれば、機械の身体が得られるか得られないかはどうでも良くなっているように思います。
旅は人を成長させると言いますが、毎回色んな惑星についてドタバタ劇を繰り返しながら、成長を重ねていく物語です。
人生という旅も、死ぬことだけは決まっていますが、終着駅がどういうものなのか、本当のところ誰にも分からないものです。そういう意味では我々も鉄郎のように人生という999に乗って旅の途中なのかもしれません。
立ち寄った星、出会った人と、色んな経験を積み、成長していくというのは、私たち一人一人に必要なことかもしれません。
私も少年時代、まさか九州に永住することになろうとは、全く考えていなかったのですが、心療内科で学んだことで多くの素晴らしい師匠や仲間に恵まれました。旅をしようと思わなければ一生出会えなかった人達でしょう。
私の終着駅はまだまだ先の予定なのですが、これからも出会った人々に、何か良いものを提供出来るように歩き続けられればと思っています。