ブログ

726.井目風鈴(せいもくふうりん)

2023.02.09

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 私は、将棋はある程度指すのですが、囲碁になるとからっきしです。一応ルールが分からないことはない、というレベルです。師匠の久保先生も高段者で、亡き父も晩年は囲碁に凝っていましたし、母方の祖父は結構強かったはずです。
 その祖父に、小学生の頃一度だけ囲碁を教わったことがあります。
 井目風鈴という手合いでした。9つの星に全部黒石を置かせてもらい、さらにその斜め外に4カ所置く訳です。これをものすごいハンデとして井目風鈴(星目風鈴とも書くらしいです)と言うようです。

 定石を全然知らないのと、地を取ると言う考え方がまだ分からないので、それでも負けてしまったように思いますが、もう随分昔のことのような気がします。

 大学生になって、一度だけ伯父の家に身を寄せていた祖父を訪ね、風呂で背中を流したのは良い思い出でした。その後、しばらくして亡くなってしまったと思います。思い切って伯父宅へ行ってみて良かったと思っています。

 そういうエピソードがあったために、ド素人の私でも井目風鈴という言葉だけは存じております。

 みなさんは、祖父母のどなたかに遊んでもらった思い出はありますか?

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分