120.3年前のむち打ちです
2021.06.08
ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。 1日より六本松地区で開業しましたまつばら心療内科の松原慎と申します。 先日、3年前のむち打ち、とのことで、両肩が上がらない方がいらっしゃいました。 しかし、検査するまでもなく、そこまで期間が長いのは長すぎるわけで、 肩・首・腕の診察上大きな器質的疾患は見当たりませんでした。 臨床動作法の肩揚げを行い、必要なリラクゼーションを行った所、立ち所に、詰まっている肩等の場所は動き始め、何のことはない元の状態に戻ってしまいました。 臨床検査等ももちろん大事なこととは承知しているのですが、何でもかんでもMRI等大きな検査をすればいい訳ではありません。今回は20代の方と若かったこともあり、さっと治して喜ばれました。 現場の臨床医としては、必要な検査を行うことと同時に、そこまでない物はさっさと治すことも求められていると思います。今回後者と判断し、すぐに治して見ました。 そのような現場の距離感も大事にしながら、臨床の最前線で皆様のお役に立てることを心がけている所です。