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727.家庭内村八分

2023.02.10

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 村八分なんて言葉があります。
 交わりを断って絶交する様を言いますが、何が八部かと言いますと二部は付き合うという意味もあります。
 その二部は、火事と葬式です。

 火事は延焼すると他家にも迷惑が掛かりますし、死に関しても協力はする、と言うことでしょう。

 肉親は、常にサポーティブな関係を維持しているとは限りません。虐待者だったり、お金の無心をしてきたり、八つ当たりしてきたりと、色んな事情で肉親と緊張や対立関係が発生することがあります。タフな相手とは距離を置くのが一番とは言え、相手が肉親になるとそうも行かない場合があります。

 そういう場合は、もし可能であれば家庭内村八分、という考え方をお勧めしています。

 親ならば生んでくれたことは感謝するがそれ以外、火事と葬式以外は付き合わない。メールやLINEもしない。金銭的なやり取りもしない。一旦そう決めると、無駄に交流して摩擦や衝突を起こすことはありませんから、自分に対して加害的な肉親に対しては、家庭内村八分という形で距離を取ってみても良いかもしれません。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分