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666.友達から借金を申し込まれたら

2022.12.02

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業していますまつばら心療内科の松原慎と申します。

 あまり幸せじゃない感じになる原因の一つに経済的困窮というものがあります。
 お金が全てではないですが、お金がないと大変困りますし、お金は上手に使えば世の中の潤滑油になります。困窮しないように余裕を持ち、温かい気持ちで使えると良いものです。

 心療内科や精神科にご相談にいらっしゃる方には、家族や恋人、友人からの借金の申し込みに応じたり、連帯させられたりで、色々不幸になってしまった方もおられるようです。

 だいたい、借金を申し込む相手って、あまり大親友に申し込むことってそもそもないです。何となく友達のようなそうでないような。恋人だったとしても、ひょっとしたら切れてしまうかもしれないような。そういう相手に借金は申し込まれます。
 つまり、ドライに言えば、申し込んだ相手は、あなたのことを、いざとなったらとんずらして切れても良い相手、と認識したということです。悲しいことですがほぼ現実です。
 そういう輩には断るのが一番なのですが、断り切れない時は、1万円でも良いので、差し上げてしまいましょう。
 あげてしまって、10万円とか100万円とか、申し込まれた額はとても貸せないけど、今までお世話にならなかったわけでもないので、その分の御礼として、1万はやる。だけど、縁も切る。これきりにしてくれ。連絡も着信拒否するからね、というわけです。
 相手が慌てて無心や借金申し込みを取り下げたとしても、あなたが相手から、切れてしまっても良い関係だと思われた事実は変わりありません。ですから、正面衝突だけ避けて、後はそっとその人の目の前から消えて距離を取ります。
 執拗な場合は、ストーカーとして毅然と対応する等、防衛を強化する必要もあります。

 無理な要求は、断ることも生きる力の一つです。

 借金申し込みは手切れのサイン、ご記憶頂いて損はないかと思います。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分