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1396.フリーダ・カーロ

2026.05.30

 ブログを読んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。六本松地区で開業しております、まつばら心療内科の松原慎と申します。

 スペイン語の講座を聴いていますと、最近はフリーダ・カーロというメキシコ人の女性画家の話が特集されています。本名は、マグダレーナ・カルメン・フリーダ・カーロ・イ・カルデロン(Magdalena Carmen Frida Kahlo y Calderón)というそうで、1907年生まれ、1954年に47歳で亡くなりました。父はハンガリー系ユダヤ人、母はメキシコがルーツでした。
 200点を超える絵画を描いた画家であり、インディヘニスモの第一人者としても知られます。
 インディヘニスモとは、ラテンアメリカ先住民文化の尊重や社会的復権を目指す思想・芸術運動です。

 フリーダは子供の頃の病気で脚の発達が悪く、また通学バスの大事故により、生死をさまよい、子宮にも傷を負ったこともあり結婚後も流産してしまうなど人生をの波に揉まれて生きていました。
 社会主義に傾倒したり、浮気性の夫や妹との関係に苦しんだりと、波瀾万丈の人生でした。事故後の自身の健康状態や、子どもを産めない身体であることなど、作品にはフリーダに起こった出来事が象徴的な意味を込めて描かれており、彼女自身の心情が強く表現されています。

 Wikiによりますと、こうした表現は女性の身体や性に対するタブーを打ち砕いたとして評価されており、夫であり、画家でもあったディエゴ・リベラは「彼女は女性特有の、あるいは女性に普遍的なテーマを、仮借のない率直さと冷徹な厳しさをもって描いた、美術史上最初の女性である」と評しているとのことです。

 ラジオで聞いているのでフリーダ・カーロの作品を多く見るわけではないのですが、こうした表現は、女性の身体や性に対するタブーを打ち破ったものとして評価されています。ハンディキャップを負い、つらい経験を重ねながらも、創作活動によって自己表現を続けた、強い意志を持った人物だったのだと思います。

 もし良ければ、フリーダ・カーロの世界をご覧になってみませんか。

地下鉄七隈線「六本松駅」徒歩5分